変形性膝関節症

恐い!変形性膝関節症とはどんな病気?

膝の関節とは、太ももの骨である大腿骨とすねの骨にあたる脛骨を繋ぐ部分のことを言います。
大腿骨と脛骨の先端は弾力のある軟骨で覆われています。
この軟骨が衝撃を吸収して分散させるクッションのような役割をしているので、
膝関節を滑らかに動かすことができるのです。

 

軟骨は長年膝を使い続けているうちに擦り減ってしまいます。
そうなると、表面が毛羽立ってきて滑らかさが失われてしまいます。
更にすり減ると軟骨がなくなり、骨同士が直接ぶつかるようになるため、
強い痛みが出てきてしまうのです。
これが変形性膝関節症というものです。

 

変形性膝関節症は、特に女性に多い病気だそうです。
日本全国には、変形性膝関節症の患者さんが2400万人以上もいるとされているんだそうです。
本当に多い病気なんですね。

 

これを放っておくとどんどん悪化しかねません。
痛いと感じたら、まずは医師に相談してみるのが良いでしょう。

膝の痛みに悩まされやすい人

近年の研究で、変形性膝関節症を発症しやすい人の特徴が分かってきたそうです!!
ですので、あらかじめ自分が持っているリスクを知り、早めに対策を取ることもできるんです。

 

変形性膝関節症のリスクには次のようなものがあるそうです。

 

・加齢
膝を長く使うほど負担がかかって軟骨がすり減り、変形性膝関節症を発症しやすくなります。
50歳以上の人を対象に調べたデータでは、痛みが表れていない人を含め、膝の軟骨がすり減っていたのは男性が約40%、女性は約66%だったそうです。
データから、女性の方がなりやすいことが分かります。

 

・肥満
体重が増えるとそれだけ膝への負担が多くなるため、軟骨のすり減りも大きくなります。

 

・O脚
O脚がある人は、特にひざの内側に体重がかかるため、膝の内側の軟骨がすり減りやすくなります。

 

・運動不足
体重の増加や膝を支えたり動かしたりする筋力が低下する原因になるので、運動不足の人は膝への負担が大きくなります。

変形性膝関節症とメタボリックシンドロームの関係

近年、変形性膝関節症の発症に関して注目されているのがメタボリックシンドロームです。
メタボリックシンドロームの構成要因には主に肥満と脂質異常症、高血圧、糖尿病がありますが、変形性膝関節症とメタボリックシンドロームの構成要因の数との関係を調べた研究では、
構成要因を3個以上持っている人は、全く持っていない人に比べて約10倍も変形性膝関節症を発症しやすいということが分かったそうです。
ただし、詳しい関係などは不明で、現在研究がつづけられているとのこと。

 

メタボリックシンドロームで体重が重い場合には、
普通の人よりも確実に膝への負担が大きくなっている状態ですので、
膝の軟骨もすり減り、痛みが出てきやすくなります。
その場合は体重を減らす努力が必要ですよね。

 

ですので、メタボリックシンドロームでいいことは1つもないということですね。

変形性膝関節症の症状について

膝関節の軟骨は加齢と共に徐々に擦り減っていき、
それに伴って変形性膝関節症の症状も進行してしまいます。

 

例えば、歩きはじめに痛むなど、膝を使う動作を始めるときに痛む場合は、変形性膝関節症の初期段階と言えるそうです。
軟骨のすり減りが進行してしまうと、歩いているときにも常に痛みが伴い、
さらに進行してしまうと、膝の曲げ伸ばしをするのが非常につらくなり、歩くのも困難な状況に陥ってしまいます。

 

歩行困難にならないためには、歩き始めの膝の痛みを見逃さないことが重要と言います。
多くの場合、変形性膝関節症の傷みには前兆があるそうです。
膝がこわばったり、ツッパリ感がある、
何となく動かしにくいといった違和感がある場合には、すでに変形性膝関節症が始まっている可能性があるので、お医者さんで相談されるのが良いとのことでした。

意外と知らない正しい杖の使い方

膝が痛い方は杖が手放せませんね?
しかし、正しい持ち方を教えてもらってきっちりと実践なさっている方は
思いのほか少ないようにお見受けします。
杖にももちろん、正しい使い方があるのです。

 

まず持ち方。
痛みのある側の足とは反対の手で持つようにしましょう。
杖の持ち手の長い方を小指側にして、人差し指と中指の間に杖の首の部分を挟み、しっかりと握ります。
杖の長さは、地面にまっすぐついたときに、持ち手がちょうど股関節の高さに来るものがちょうどよい長さです。
適切な長さの杖を持つと、ひじが軽く曲がる状態になるので、確認してみてください。

 

正しい使い方は、まず杖を前に出してつき、痛みのある側の足を前に出します。
続いて痛みのない側の足を前に出します。
この順で歩いていきますが、慣れてきたら杖と痛みのある側の足をほとんど同時に出して歩けるようになりますよ。
痛みが強い場合は歩幅を狭くします。