隠れ胆石

隠れ胆石について

ある日のためしてガッテンを見ていて、驚きました。
女性の胆のうの中から出てきた複数の大きな石。
これらすべてが胆石とのこと!!
3cm以上もある胆石がゴロゴロと出てきました。
しかもこれほどまでに大きく成長していても、痛みはなかったとのことで、
胆石もまた、隠れ病の代表格と言えそうです。

 

そもそも胆石とは一体どのようなものなのでしょうか?
胆石とは、胆のう内で胆汁の成分が固まったもののことを言います。
医師が胆のうにとどまっている限り自覚症状はほとんどありませんが、
運悪く何かの拍子で胆石が外に転がり出て胆管に詰まってしまったりすると、もう大変。
七転八倒の苦しみが待っています・・・そう聞くだけで恐ろしくなってしまいます。。。

 

医師がありながらも痛みの発作が出ていないだけという状態の方が、胆石患者の7割もいらっしゃるとのこと。
私の胆のうの中にももしかしたら胆石があるのかもしれません。。。ちょっと不安になってきました。

胆石の原因とは?

そもそも、胆のうの働きとはどのようなものでしょうか?

 

私たちは、肝臓で脂質の消化や吸収を行っていますが、
消化・吸収するために胆汁を分泌しています。
これを一旦ためておくのが胆のうの役割です。
そして腸を食べ物が通過するときに、胆のうは収縮して胆汁を送り出すのです。

 

ところが、脂質が過剰気味な人は、胆汁内のコレステロール量が増え、胆石ができやすくなってしまうんです。
コレステロールとは、胆汁(コレ)+固形(ステロール)という意味。
まさに石のもとというわけですね。

 

また、忙しいからと言って朝食など食事を抜くことも原因の一つとなります。
なぜなら、消化すべき食べ物が長い時間やってこないと、たまった胆汁濃縮されすぎてしまうからです。

胆石が詰まるとどうなってしまうの?

胆石はすごい痛みを伴う!という印象が強い病気ですが、
一体胆のうの中では、どのようなことが起こっているのでしょうか?

 

 

胆石は、胆のうの中にとどまっているときは自覚症状がありません。
この胆石が一旦外に出て、胆管等にに詰まってしまうと、ひどい痛みが出てしまいます。

 

胆石が胆のうの外に出るきっかけは、胆のうそのものの収縮のほか、
体の動きなどの場合も考えられます。
こうして詰まってしまうんですね。

 

例えば、胆のうの出口近くに詰まると怒るのが胆のう炎です。
管が詰まって、胆汁の流れが悪くなるために胆のうに炎症が起こり、
激しく痛む症状です。
これを胆石症といいます。

 

脂肪分の多い食べ物(焼肉など)を大量に食べた後などにおこりやすいことが分かっているそうです。

胆石が引き起こす様々な症状

胆石が詰まることによって招く様々な症状についての記事を読みました。
詰まる場所によって、本当に様々な症状が出てしまうのですね。

 

例えば、胆のうの出口近くに詰まると胆のう炎を引き起こしてしまうことがあるそうです。
胆石によって滞った胆汁は、同じ管でつながっている肝臓にもダメージを与えるので
肝炎や肝硬変を引き起こすこともあるそうです。
さらに、滞った胆汁内で細菌が繁殖すれば、敗血症を起こして、命にかかわることもあるそうです。

 

また、胆石が腸への出口付近で詰まった場合には、膵臓から分泌される膵液の出口をふさいでしまうため、急性膵炎になることもあるそうです。

 

胆石だけでも痛くてつらいのに、その他の臓器にまで影響が出てしまうなんて・・・
胆石は怖いですね。私もできないように、予防に努めたいと思います。

どんな生活習慣が胆石をできやすくするのですか?

A.胆石の原因は一つではありません。いくつかの危険因子が重なることでできやすくなると考えられています。
肥満や便秘、朝食抜きの生活、運動不足なども胆石をできやすくする原因になりますので、
そういう生活をなさっている方は、今一度見直してみてください。

胆石の発作はどのような時におきやすいのでしょうか?

A.食後におこることが多いようです。
特に、油ものを大量に食べたときなどは注意が必要です。
なぜなら、脂質を分解しようとして胆汁を送り出すために、胆のうが大きく収縮し、はずみで胆石が転がりだしてしまうからです。

胆石が見つかった場合の治療法を教えてください。

A.疝痛の発作が起こったり、胆のう炎や肝機能障害などの合併症がある場合は、
手術で胆石と胆のうを摘出します。
手術法は、腹腔鏡を使った「腹腔鏡下胆のう摘出術」が一般的です。
お腹を大きく着る開腹手術に比べて、傷口が小さくて済むので傷みも少なく、
入院期間が短いことが特徴です。
胆石が胆管に詰まっている場合には、内視鏡を口から挿入し、
胆管の出口を広げて胆石を取り出す方法がとられることもあります。

胆のうを摘出しても、生活上問題はないのでしょうか?

A.消化に必要な胆汁は肝臓で作られるので、問題はありません。
手術後しばらくは下痢などの症状が起こる場合がありますが、
徐々に改善していきます。

手術以外に、胆石を取り除く治療法はありますか?

A.コレステロールが原因の胆石の場合、内服薬で溶解する方法があります。
また、体外から衝撃波をあてて、胆石を細かく砕く方法もあります。
これらの治療法は、手術より体への負担が軽い一方、
効果が確実ではない、再発しやすいなどのデメリットもあります。

胆石ができたら必ず治療しなければならないのでしょうか?

A.無症状ならば、経過観察の場合もあります。
ただし、1年に一度ぐらいの頻度で検査を必ず受けてください。
また、規則正しい食事や資質を控えめにするなど、食生活や運動不足にならぬよう気を付けて生活をしてください。

 

 

健康診断で見つからない胆石

毎年定期健診を受けているから、胆石があったら発見されているはず。
だから私は今のところ大丈夫!
と思っている方、ちょっと甘いかもしれません。

 

なぜなら、健康診断で行うX線検査は、胸部しか撮影しないため、
胆のうは写されていないのです。
また、日本人に多いコレステロール胆石は、X線が通り抜けてしまうので、そもそも写らないらしいのです。
これは困りました。

 

放置すると胆のう炎や膵炎などを招くだけでなく、
胆のうにできたがんの発見を遅らせる原因にもなりかねません。
では、一体どうすればいいのでしょうか・・・?

 

答えは簡単。エコー検査を受ければ良いのです◎

 

今後は、定期検査に含まれる胸部X線検査に加えて、腹部のエコー検査も行いたいものですね!