隠れ難聴

隠れ難聴について

難聴はどういうメカニズムで起こるのか、意外と知らないと思いませんか?
私の周りでも難聴の方はいらっしゃいますが、
単純に老化現象だとは言い切れない病気です。

 

張力に関して、脳には便利な「音韻修復」という機能が備わっています。
音韻修復とは、会話の聞き取れなかった部分を無意識に補正してつなげる働きのことです。
それが裏目に出るのが、高齢者の難聴の発見です。
慣れた人との会話は修復しやすく、意思疎通できてしまうので、
本人も周囲もとても気づきにくいものです。

 

しかし、不慣れな場面での会話に支障が出ることで、
引きこもりやうつ病の原因となることさえあるのです。

 

難聴は、内耳の有毛細胞が壊れることが原因です。
要因は様々。
加齢だけでなく、脂質異常症や糖尿病、腎臓病でも難聴になることが分かっています。

難聴の要因について

前回、難聴の新たな原因が分かってきたというお話をしました。
加齢だけでなく、内耳の血流が滞ると有毛細胞が栄養不足で死んでしまって、
それが元で難聴になってしまうということでした。

 

50歳の人と70歳の人とで比較したリスクでは、70歳の人の方が1.6倍ほど
難聴になりやすいことが分かりました。
また、脂質異常症の方も、血管の動脈硬化の進行で、耳の毛細血管にも障害が起きやすくなっているために難聴になりやすいと言えます。
糖尿病もしかり。高血糖の状態は耳の毛細血管にダメージを与えるためです。
腎臓病も腎機能の低下で、毛細血管に障害を起こす物質が体に溜まるので、リスクが高まります。

 

難聴になってしまうと、うまく会話のキャッチボールができにくくなってしまうので、
どうしても人間関係に消極的になったり、家に引きこもりがちになってしまう方が多いそうです。
難聴にならないためにも、生活習慣の改善、血液をサラサラに保つことが大切なんですね!

難聴を加速させる原因とは?

前回、難聴の要因は一つではないというお話をしました。

 

難聴は、内耳の有毛細胞が壊れることが原因で起こります。
音が伝わると細胞に生えた150万本もの毛が揺れて、
細胞自体も伸びチジミして音を脳に伝えるのです。
そのゆれる様子から別名、ダンス細胞とも呼ばれるそうです。

 

健康な有毛細胞の毛はぴんと立っていますが、
大きな音を聞き続けると倒れてうまく揺れることができなくなります。
通常は8時間も耳を休めると元に戻りますが、
加齢などで有毛細胞が死んでしまうと張力は戻らず、
難聴が進行してしまいます。

 

最新の調査で、新たな難聴の原因が分かってきました。
それは、血管障害です。
内耳の血流が滞ると、有毛細胞が栄養不足で死んでしまいます。
そのリスクは加齢の2倍!3倍!にもなるそうです。
予防には、生活習慣の改善が必要となります。